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もしかして顎関節症?

女性の2割が顎関節症の疑い


顎関節症は、20~30代の女性に多いことで知られていましたが、2002年の調査では男性の約1割、女性の2割の方に顎関節症の疑いがあることが分かりました。

男女とも顎が発達するにつれて発症することが多く、小学校高学年から高校生くらいまでに発症することが多いようです。

顎関節症とは

顎関節を動かしたときに、次の3つの症状のうち2つ以上当てはまる人を顎関節症の疑いがあると診断します。

・口を開けるときに痛みが出る

・口を開くとポキっという音がする

・口が開かない

痛みは顎だけでなくこめかみの筋肉まで及ぶこともあります。

ポキっという音は人によってはシャリシャリという音がすることもあります。また、ひどい場合は周りの人まで聞こえることもあります。

顎関節症はどうして起こるの?

咬み合わせの悪さや、顎に負担がかかる生活習慣との関係が指摘されています。

・寝ている時の歯ぎしりや食いしばり

・うつ伏せで寝る

・片側だけで咬む

・足を組む

・頬杖をつく

このほかにも、精神的なストレスで悪化したり、急に大きく口を開けた後、硬い物をかじった後などに起こることがあります。

治療はどうするの?

・マウスピースを使う

オーダーメイドのマウスピースを作って、就寝中に装着します。マウスピースを使うことによって、顎の筋肉のバランスを整えて、顎の関節にかかる負担を軽くすることが出来ます。

・噛合調整

噛合調整(こうごうちょうせい)とは、歯を削ったり、あるいは矯正などにより噛み合わせを整える治療法とされます。病院・歯科、あるいは個人の状態によっては、このような咬合調整がすすめられることもあるようです。

・マッサージ

セルフケアとして顎や口周りの筋肉のストレッチは有効とされます。筋肉や顎の関節にかかる摩擦などを和らげ、うごきをスムーズにするといわれています。ただし、痛みが強い時などはやらないで、こういった場合はむしろ専門家に相談することが望ましいといえます。

顎関節症は日頃の生活習慣あるいは自分の癖といったライフスタイルとの関連がつよいとされています。専門家の指導に加えて、自分の生活スタイルを見直し、普段の生活のなかに顎のケアを取り入れていくのが大切なポイントだといえます。

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